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GyaimはMacRubyで作られたIME(入力システム)。

GyaimはMac OSX用Ruby製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。Mac OSXにはRubyが標準で入っている。そしてさらにコミュニティベースではMacRubyというRuby実行環境も開発されている。これらを使えばMac OSXアプリをRubyで開発することだって出来るのだ。


入力中の画面

だが実際どのようなものができるのはソフトウェアを見てみないと実感が湧かないかも知れない。そこで見て触ってソースコードを見てほしいのがGyaim、MacRuby製のIMEだ。作者はあのPOBoxの開発で知られる増井 俊之氏だ。

Gyaimは数百行のコード量で作られている日本語IMEだ。Gyaimに切り替えた後、ローマ字で入力していくとポップアップウィンドウに変換候補が表示されていく。ここから選んでいくだけだ。次の入力からは先に選んだものが優先されて表示される。パターンに正規表現が利用できるのがユニークだ。


設定画面

さらに入力した後に.を入力するとGoogleサジェストを利用するようになっている。これを使うと固有名詞や最近のワードを入力するのに役立つだろう。ユーザ辞書機能も備わっている。Gyaimをそのまま使うのはもちろん、さらに外部のIMEやサービスと連携させたりするのも面白そうだ。


MOONGIFTはこう見る

ここ数年、IMEが熱い。ATOKはiOS方面に進み、Googleや百度が独自のIMEを開発している。さらにSocialIMEという新しい試みも行われている。Web上のデータ、ソーシャルなデータ蓄積を使うと非常に面白い展開ができそうだ。

新しいワードは日々登場している。その中では数年単位の更新では最適な入力環境を作り上げるのは難しい。また文脈を通じて自動補完される仕組みが実用レベルになれば、文字を入力するコストは低くなっていく。Gyaimを磨き上げれば自分だけのIMEを実装するのも夢ではないだろう。

masui/Gyaim - GitHub

 

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